8月7日夜の東京は大荒れ。
その事実を軽んじた男が新千歳にいた。
男の結末がこちら。
20:30新千歳発予定の飛行機は大幅に遅れて羽田へ向かったが、羽田空港混雑のために長期間上空を旋回した後、結局新千歳へ逆戻りすることになった。
新千歳空港では係員から交通費と宿泊費を上限1.5万円まで負担してくれる、との説明があったが、翌朝10時から会議があり始発で帰る必要があった為、空港泊を選択。
断熱マットと寝袋を支給され、電気もトイレもある恵まれた環境下の野宿?なので、不満はないが、不便ではあった。
最終便に近い時間だったので、広い新千歳空港では寝る場所に困ることはなかったけど、十分な数のマット・寝袋がなかったのか、朝まで立ったままのサラリーマンも見かけた。
おそらく普段は閉店しているコンビニも開いていたけど、食料(≒ビール)を調達するのに45分ぐらい並んだ。新千歳空港のローソン、店員さんワンオペで対応されていて、しかも翌朝も同じ店員さんだった…
交通・宿泊費の補助はあるけど、妻のために買ったウニの補填はなかった。(係員の説明は”天候の為”の1点張り)この辺の基準って納得感としてはどうなんだろう。
時間的に消費すべきものには補助はなく(食べましたけど)、時間的に消費しなくてもいいものに補助をする。この基準ってなんだろう。
ウニは空港で美味しく頂きましたので、いいんですけど。
この補助(補填、ではないよね?)の基準はおそらく航空業界ルールなので、ANAだけに文句を言うつもりはないけど、新千歳空港へ引き返すことをアナウンスしたのは、新千歳に引き返し始め相当時間が経過した後(ANAのアプリでは新千歳に向かったことは確認できる状況)だったり、到着後”何か新しい情報が入りましたら改めてアナウンスします”と言いながら何のアナウンスもない(そもそも終電がない中、新しい情報って何?)など、顧客より自社(ANA)の従業員を守ることが強く優先されていると感じた。
往路の羽田→新千歳も大幅に遅れたのですが、新千歳到着後シートベルト着用サインが消え、客が通路に殺到した後になって初めてANA便を利用する乗継客へのアナウンスがあった。他の交通手段を使う客とANA乗継客を区別(≠差別)するのは分かるが、通路に客が殺到した後にアナウンスする意義はどこにあったのだろうか?
誰も幸せにならないシステム(乗継客も並んでいる客も迷惑するだけ)を履行するANAに強い不満感を持ちました。
破綻して株主に迷惑をかけた某航空会社よりANAを優先して使っていたけど、もういいかな。
宿泊を伴わない出張の際にも多めの薬剤とコンタクトを持って行っていますが、これって大事だよねと改めて思った出張でした。